研究課題/領域番号 |
15K10860
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
友松 威 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 助教 (10401994)
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研究分担者 |
高村 佳弘 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (00283193)
稲谷 大 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (40335245)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | サイトカイン / 涙液 |
研究実績の概要 |
糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性および血管新生緑内障といった網脈絡膜血管新生疾患の患者から涙液の採取および解析を行っている。疾患ごとの涙液中サイトカイン濃度の変化は検出されたが、眼底所見と涙液中サイトカイン濃度の変化との間に有意な相関関係は発見できていない。しかし、解析中に硝子体手術後の糖尿病患者涙液中のMatrix Metalloproteinasesの変化と角膜上皮障害との関連性を発見し、英語論文として投稿し受理された。この論文から、硝子体手術後の糖尿病患者における角膜上皮障害はMatrix Metalloproteinasesが関与していることがわかり、糖尿病患者の角膜上皮障害に対する新しい治療薬を作る上で重要な情報提供になり得る。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
眼底所見と涙液中サイトカイン濃度の変化との間に有意な相関関係が発見できないのが原因である。(測定としている涙液中サイトカインの種類が少なく、相関関係が発見できていない可能性もある。)
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今後の研究の推進方策 |
眼底所見と涙液中サイトカイン濃度の変化との間に有意な相関関係を発見するために、測定する涙液中サイトカインの種類を増やす。今までに解析した結果から対象とする疾患を少なくし、的を絞って涙液の採取および解析を行う。
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次年度使用額の使用計画 |
涙液を測定するmulti-beads assayなどの測定キットを買い増す。 学会参加費として使用する。
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