研究課題/領域番号 |
15K10930
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
古屋 武史 日本大学, 医学部, 助教 (20568539)
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研究分担者 |
杉藤 公信 日本大学, 医学部, 研究医員 (10328750)
藤原 恭子 日本大学, 医学部, 助教 (40595708)
越永 從道 日本大学, 医学部, 教授 (70205376)
植草 省太 日本大学, 医学部, 専修医 (70746338)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 医学 / 臨床外科学 / 小児腫瘍学 / 横紋筋肉腫 / ピロール・イミダゾール・ポリアミド / CBI / 融合遺伝子 |
研究成果の概要 |
本研究では、配列特異的にDNAに結合する性質を持つピロール・イミダゾール・ポリアミド(PIP)を用いて、胞巣型横紋筋肉腫 (ARMS)特異的融合遺伝子PAX3-FOXO1を認識する薬剤の開発を試みた。解析の結果、融合遺伝子配列を認識するPIPにアルキル化剤クロラムブシル(ChB)を付加した化合物Rhab-ChB1が、培養腫瘍細胞に対して強い増殖抑制効果を持つ事を確認した。この作用は標的特異的ではなく、Rhab-ChB1は融合遺伝子陰性の細胞に対しても増殖抑制効果を示したが、ChB単体よりも100 倍以上低い濃度で作用することから、新規のアルキル化剤として応用できる可能性が考えられた。
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