研究課題/領域番号 |
15K10933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館(ライフサイエンス研究所) |
研究代表者 |
李 元元 地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館(ライフサイエンス研究所), ライフサイエンス研究所, 研究員 (00392259)
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研究分担者 |
中川原 章 地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館(ライフサイエンス研究所), ライフサイエンス研究所, 理事長 (50117181)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 神経芽腫 / PPP3CB / calcineurin inhibitor / PPP3CB |
研究成果の概要 |
本研究は、脱リン酸化酵素カルシニューリンの触媒サブユニットであるPPP3CBによる神経芽腫進展の分子機構とその阻害剤の抗腫瘍効果を検討した。その結果、PPP3CBは活性化 T 細胞核因子(NFAT)、AktおよびMAPK経路を活性化することによって、神経芽腫の増殖を促進することと、カルシニューリン阻害剤がPPP3CBの発現と活性を抑えることによってNFAT標的遺伝子の発現を抑制し、細胞死を引き起こすことを明らかにした。これらの研究成果はPPP3CBが神経芽腫の進展に寄与することを示し、さらに、カルシニューリンの活性阻害が高リスク神経芽腫の有効な治療法の一つとなる可能性が示唆された。
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