研究課題/領域番号 |
15K10965
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
岡田 基 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (80431427)
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研究分担者 |
藤田 智 旭川医科大学, 医学部, 教授 (10173428)
西浦 猛 旭川医科大学, 医学部, 客員助教 (90567041)
柏木 友太 旭川医科大学, 医学部, 助教 (70648336)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 心不全 / β遮断薬 / 敗血症 / テロメア / 敗血症性心不全 / カルベジロール / CLP / 敗血症性心筋症 |
研究成果の概要 |
培養心筋芽細胞細胞ではカルベジロールの、抗アポトーシス効果とテロメア長短縮の抑制を確認した。マウスCLP腹膜炎誘発敗血症モデルを用いた実験では、カルベジロール群での心機能低下が抑制効果および生命予後改善効果が示された。カルベジロール群では心筋でのp53の発現低下、pgc-1a, tertの発現増加を認め、さらに、ミトコンドリア機能が改善した。白血球中のテロメアQ-FISH解析でもテロメア長の延長を認めた。 以上より、敗血症性心不全の治療において、カルベジロールが心筋ミトコンドリア機能の低下の抑制、心保護作用心臓、エネルギー代謝の改善による生命予後改善効果が期待できる。
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