研究課題
基盤研究(C)
血管内皮傷害部位に特異的にホーミングする環状ペプチドCARSKNKDC(CAR)を用いて傷害された血管内皮細胞に集中的にステロイド剤を送達することで、少量のステロイド使用でも敗血症による多臓器不全の治療が可能であるかどうかを検討した。リポ多糖(LPS)を20 mg/kg腹腔内注射し敗血症を作製。低用量ハイドロコルチゾン0.2 mg/kg、高用量HCT 10 mg/kg、低用量HCT 0. 2mg/kg + CAR 20 mg/kg の3群で、いずれもLPS投与後3、12、24時間後に腹腔内投与を行ったところ48時間後の生存率、臓器障害がCARペプチド併用群で著明に改善していた。
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Chest
巻: - 号: 2 ページ: 317-325
10.1016/j.chest.2018.03.003
Critical Care.
巻: 26 号: 1 ページ: 261-261
10.1186/s13054-017-1841-8