研究課題/領域番号 |
15K10982
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
藤田 基 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (50380001)
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研究分担者 |
宮内 崇 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (40380000)
小田 泰崇 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40397998)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 頭部外傷 / 水素ガス / 軸索損傷 / オリゴデンドロサイト / HMGB1 / 水素吸入 / 水素 |
研究成果の概要 |
本研究では、重症頭部外傷後に脳梁部のオリゴデンドロサイトにおいてアポトーシスが生じることを明らかにし、有害な活性酸素種を抑制する水素吸入療法により脳梁部での軸索損傷とオリゴデンドロサイトのアポトーシスが抑制されることを明らかにした。また、頭部外傷において損傷を悪化させる要因となるHMGB1の抑制を目的としたグリチルリチン投与療法と水素吸入療法を組み合わせた結果、脳梁部での軸索損傷とオリゴデンドロサイトのアポトーシスがさらに抑制されることを明らかにした。水素吸入療法とHMGB1抑制療法の併用は重症頭部外傷の新たな治療法となりうることが示唆された。
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