研究課題/領域番号 |
15K10983
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
小田 泰崇 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40397998)
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研究分担者 |
宮内 崇 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (40380000)
藤田 基 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (50380001)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 熱中症 / 分子状水素 / 酸化ストレス / 全身炎症反応 / 水素水 / 炎症 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
分子状水素は抗酸化作用、抗炎症作用、抗アポトーシス作用を有することが様々な疾患で報告されている。ラット熱中症モデルを用いて、分子状水素が熱中症により引き起こされる酸化ストレスや全身炎症反応を抑制し臓器保護効果を有するか検討した。水素ガス吸入および水素輸液は、熱中症による酸化ストレスおよび全身炎症反応を限定的ではあるが抑制し、肝臓保護効果を有することが明らかとなった。さらに、24時間後の生存率も上昇させた。今後、熱中症の新規治療薬としての分子状水素の臨床研究が望まれる。
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