研究課題/領域番号 |
15K11014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
上原 範久 九州大学, 歯学研究院, 助教 (30368211)
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研究分担者 |
久本 由香里 九州大学, 歯学研究院, 助教 (40729026)
久木田 明子 佐賀大学, 医学部, 准教授 (30153266)
久木田 敏夫 九州大学, 歯学研究院, 教授 (70150464)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 癌骨転移 / 乳癌 / 細胞外小胞 / 破骨細胞 / miRNA / 骨転移 / 骨芽細胞 |
研究成果の概要 |
癌細胞骨転移の成立・進展において、癌細胞由来分泌因子による破骨細胞の活性化とそれに伴う骨破壊が、癌細胞への栄養供給と増殖環境の提供に大きく寄与している。本研究において、マウス骨転移性乳癌細胞由来細胞外小胞(Extracellular vesicles: EVs)が、マウス骨髄マクロファージへの伝播を介してRANKL誘導破骨細胞形成と骨吸収の亢進ならびに破骨細胞アポトーシスを抑制することを明らかにした。さらに、骨転移性乳癌細胞由来EVsに内包される特異的miRNAの同定に成功し、新たな癌細胞骨転移メカニズムの解明に有用な知見を与えうるものと考えられた。
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