研究課題/領域番号 |
15K11025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
菊池 憲一郎 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (80267260)
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研究分担者 |
池田 利恵 日本歯科大学東京短期大学, その他部局等, 教授(移行) (50168150)
那須 優則 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (50130688)
高田 清美 (小池清美) 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (60307957)
堀江 哲郎 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (10508675)
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研究協力者 |
佐藤 住美江
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | bFGF / 唾液腺 / 唾液腺損傷モデルマウス / コラーゲン線維 / 再生 / モデルマウス / 腺細胞 / 顎下腺 / 腺房細胞 / 膠原繊維 / 培養細胞 / 上皮組織 / 細胞培養 / 脂肪細胞 |
研究成果の概要 |
生後10週令のマウスを用いた唾液腺損傷モデルマウスを作製し、損傷部位に生体吸収性ハイドロゲルに含浸した線維芽細胞増殖因子であるbFGF (basic Fibrobrast growth factor)を挿入し、唾液腺組織の再生過程と損傷部位に挿入する培養細胞について検討した。その結果、bFGF投与により損傷部位の組織再生が無投与群と比べて、早期にコラーゲン線維の増生を持って始まり、このコラーゲン線維が将来の小葉間結合組織を形成し、その間に腺細胞が再生していく過程が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
事故などの顎顔面領域の損傷により,口腔内の唾液腺や舌などの諸器官の損傷が生じると、その後の生活に大きな支障を及ぼす重大な問題となることは周知の事実である。最近、摂食・嚥下の視点から、口腔から栄養を取ることの重要性が再認識され、可能な限りのリハビリが行なわれているが、失われた局所の組織と機能の回復を目的とした組織再生医療は今後の課題となっている。
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