研究課題
基盤研究(C)
甘味修飾物質ミラクリンは、酸性条件下で甘味を誘導するが、強酸と弱酸でその効果が異なり、弱酸で強く甘味誘導を引き起こすことが知られている。本研究では、甘味受容体再構築系を用いてこの謎に迫った。弱酸は、非解離体のまま細胞膜を通過し、細胞内で解離することで、細胞内pHを低下させる。これにより、甘味受容体の細胞内領域がプロトン化され、ミラクリンと甘味受容体の相互作用が促進し、強い甘味誘導が引き起されることが示唆された。
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