研究課題/領域番号 |
15K11062
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
鍛治屋 浩 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (80177378)
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研究分担者 |
大野 純 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (10152208)
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研究協力者 |
今村 彩香 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 大学院
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 骨再生 / 骨芽細胞 / DNA / 細胞遊走能 / リン酸輸送体 / スカフォールド / 溶解速度 / リン酸 / バイオマテリアル / リン輸送体 |
研究成果の概要 |
我々は、サケ白子由来のDNAとプロタミン(P)を用いて作製したDNA/Pスカフォールドは頭蓋骨欠損部モデル動物において骨伝導能を持つことを報告した。しかしながら、このDNAの新生骨の誘導作用機序に関しては不明である。 そこで、骨芽細胞に対するDNAの骨分化関連分子及びその分解産物のリン酸輸送能の効果に関し検討した。DNAは骨芽細胞において骨分化分子の発現を増大させ、同時にリン酸濃度が増加することが明らかになった。又、DNAの添加は骨芽細胞の遊走能を増強した。骨欠損部へのDNA埋入は骨再生を促進した。以上よりDNAはリン酸輸送の活性化と骨形成細胞の遊走を介し骨再生を促進することが明らかになった。
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