研究課題/領域番号 |
15K11086
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
浅野 正岳 日本大学, 歯学部, 教授 (10231896)
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研究分担者 |
尾曲 大輔 日本大学, 歯学部, 助教 (10608699)
塩野目 尚 日本大学, 歯学部, 専修医 (10757652)
五條堀 孝廣 日本大学, 歯学部, 助教 (10755573)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 塩化ニッケル / 口腔扁平上皮癌 / マトリックスメタロプロテアーゼ / ヌードマウス / NF-kappaB / ニッケル / MMP9 / IL-8 / VEGF / ニッケルイオン / NF-kB |
研究成果の概要 |
Ni2+イオンの腫瘍増殖抑制効果について検討した。ヌードマウス舌にヒト口腔扁平上皮癌由来細胞を接種し、腫瘤形成確認後、通常の水(control)または1mM Ni2+水溶液(Ni)を2~3週間自由飲水させた。実験動物用マイクロCTによる 腫瘤の撮影によりcontrol群では腫瘍塊がいわゆるball-in-hands像を呈していたのに対してNi群では、透過像中にひときわ透過性の高い領域が観察され、これは広範な壊死領域に相当することが組織学的観察により明らかとなった。マイクロアレーによる網羅的遺伝子発現解析により、Ni群では腫瘍転移に関連する多くの遺伝子の発現が著しく抑制されていることが解った。
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