研究課題/領域番号 |
15K11093
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
平賀 徹 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (70322170)
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研究分担者 |
細矢 明宏 北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (70350824)
二宮 禎 日本大学, 歯学部, 准教授 (00360222)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | がん / 骨転移 / がん幹細胞 / EpCAM |
研究成果の概要 |
本研究では、がん細胞が発現する上皮細胞接着分子(EpCAM)の骨転移形成に対する役割を検討した。in vitroの解析においてEpCAM陽性細胞(EpCAMpos)と陰性細胞(EpCAMneg)はそれぞれ上皮系、間葉系形質を示した。また、EpCAMposからは継時的にEpCAMnegへの分化がみられた。EpCAMposは浮遊培養系でのsphere形成、マウス乳腺内移植での腫瘍形成、および骨転移形成がいずれもEpCAMnegと比較して亢進していた。これらの結果から、乳がん細胞におけるEpCAM発現は、がん幹細胞様形質と関連し、腫瘍形成能の亢進を介して骨転移形成を促進することが示唆された。
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