研究課題/領域番号 |
15K11103
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
樋口 繁仁 東北大学, 歯学研究科, 大学院非常勤講師 (10291262)
|
研究分担者 |
小笠原 康悦 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (30323603)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | T細胞 / アレルギー |
研究成果の概要 |
歯の保存修復には、人工修復材料が用いられている。特に金属は、これらの人工修復材料の中では突出して利用されており、患者のQOLの向上に役立ってきた。しかし、一部の患者においては、金属アレルギーなど、炎症性免疫反応が問題となっている。そこで、本研究は、金属アレルギーの原因となるT細胞を特定することを目的とした。本研究により、金属に反応するT細胞受容体を遺伝子クローニングすることができ、金属特異的T細胞受容体遺伝子の特定に成功した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、金属アレルギーは、T細胞が関与するアレルギーと考えられてきたが、その実態は明らかになっていなかった。本研究では、金属アレルギーモデルマウスにおいて、金属に反応する特異的T細胞が存在することを明らかにし、その金属反応性T細胞受容体の遺伝子を得ることができた。すなわち、本研究の学術的意義は、金属アレルギーにはT細胞が関与すること、金属に反応するT細胞受容体の遺伝子が存在することを証明した点である。
|