研究課題/領域番号 |
15K11110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2016-2017) 新潟大学 (2015) |
研究代表者 |
金子 友厚 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (70345297)
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研究協力者 |
Nör Jacques E. 米国ミシガン大学, 歯学部う蝕学・歯内治療学, 教授
Jin Qiming 米国ミシガン大学, 歯学部歯周病学, 講師
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 歯髄再生 / 歯髄組織再生 / 歯髄幹細胞 / 血管内皮細胞 |
研究成果の概要 |
本研究はラット臼歯歯冠歯髄再生モデルを用いて、効率よく歯髄組織の再生を誘導できるシステムを構築することを目指した。ラット下顎臼歯あるいは切歯より、歯髄幹細胞および血管内皮細胞を単離した。共培養にて、細胞増殖に関する検索を行いVEGFがこれらの細胞増殖に重要な因子の一つであることが示唆された。そこで、この歯髄幹細胞を、冠部歯髄のみを除去したラット上顎臼歯へ移植し、歯髄の再生が誘導可能かどうかを、1~2週間の動物埋植実験により検証したところ、幹細胞と血管内皮細胞を混合し、さらにVEGFを添加して移植後、およそ1週間という短期間でdentin bridge様硬組織を有する歯髄様組織が再生できた。
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