研究課題/領域番号 |
15K11117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
湯本 浩通 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 教授 (60284303)
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研究分担者 |
松尾 敬志 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 教授 (30173800)
中西 正 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 准教授 (00217770)
平尾 功治 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 助教 (00581399)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 象牙芽細胞 / 自然免疫 / 遺伝子発現 / シグナル伝達 / ポリフェノール / ケモカイン / VEGF |
研究成果の概要 |
象牙芽細胞様細胞株(KN-3)は、自然免疫レセプターNOD1とp38-AP-1を介してケモカイン産生を増強したが、ポリフェノールのCaffeic Acid Phenethyl Esterは、その産生誘導を抑制し、さらに石灰化誘導条件下でもVEGFの産生を増強した。また象牙芽細胞や歯髄線維芽細胞で、自然免疫応答Tolerance現象が生じた。遺伝子転写後発現調節に関与するmicroRNA (miRNA)について、 KN-3細胞で発現が2倍以上増減しているmiRNAを特定した。以上より、CAPEやmiRNA等の転写後調節の応用が、歯髄温存ならびに石灰化・再生療法に有用である可能性が示唆された。
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