研究課題/領域番号 |
15K11120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
柴田 恭明 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 講師 (80253673)
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研究分担者 |
池田 通 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (00211029)
中島 和慶 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (40707246)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 象牙芽細胞 / 培養 / Tie2 / Angiopoietin-1 / 微小環境 / エナメル器 / 細胞単離 |
研究成果の概要 |
本研究では新規象牙芽細胞マーカーTie2を指標として単離した象牙芽細胞分画ならびに、そのディプリーションによって回収された間葉細胞分画との共培養系における同分画の定性解析を行い、両者を比較検討することにより、歯髄微小環境が象牙芽細胞維持に果たす役割を考察した。単離した象牙芽細胞単独培養で観察された象牙芽細胞マーカーの減少は間葉細胞との共培養で抑制された。この結果は歯髄微小環境が象牙芽細胞の分化維持に必須であることを示した。一方で、Tie2リガンドであるAng-1発現をマウスのエナメル器で解析し、Ang-1/Tie2 が象牙芽細胞の分化維持と同時に、エナメル器退縮にも関与する可能性を示した。
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