研究課題/領域番号 |
15K11153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
南 一郎 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (70396951)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 咀嚼運動 / 咬合 / 下顎運動 / 在宅 / 咀嚼 |
研究成果の概要 |
これまでの研究結果から、本装置に採用されるオトガイ表皮にセンサーを貼付する方法は、簡便な計測が可能で、フレキシブルケーブルをセンサーに接続する方法を用いることにより、皮膚の振動を拾わない測定が可能である事が明らかとなっている。最終的には、在宅で簡便な測定が可能な装置を開発することを目的としている。 本研究期間においては、既存の下顎運動測定装置と今回開発された本装置を同時装着し、ガム咀嚼を行うことにより、それぞれの軌跡を比較、検討することを目的とした。本研究結果は、測定されたデータの多角的な解析が必要であることが確認され、開閉口相の境界を検出における両者を比較、検討し、新たな知見を公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本方法は、フレキシブルケーブルをセンサーに接続する方法を用いることにより、簡便な計測で、皮膚の振動を拾わない測定が可能である。本方法では、これまで開閉口の分岐点を検出することが困難であったが、これを可能とした。高齢者の咀嚼機能を客観的に把握することは、サルコペニア(虚弱)の原因究明や予防、歯科治療の必要性の診 断のために欠かせないものである。これらを在宅で測定できる装置が開発されると、外出困難な高齢者にも応用が可能となる。
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