強固な上皮付着と抗菌性を有する表面改質歯科用インプラントの開発

• 研究課題/領域番号: 15K11211
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 歯科医用工学・再生歯学
• 研究機関: 東京医科歯科大学
• 研究代表者: 中石 典子 (寺田) 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 技術職員 (60374550)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: ポリリン酸 / ハイドロキシアパタイト（HA） / Streptococcus gordonii / 抗菌性 / ハイドロキシアパタイト(HA) / ポリリン酸ナトリウム / 上皮細胞

研究成果の概要

リン酸を鎖状に結合した高分子物質のポリリン酸をハイドロキシアパタイト(HA)にコートさせ、抗菌性を有したポリリン酸コートHA歯科用インプラントの創製を目的に、本研究では歯周病菌の一種であるStreptococcus gordoniiに対するポリリン酸およびポリリン酸コートHAの抗菌性を検討した。平均鎖長100の長鎖ポリリン酸が最も抗菌効果があり、その最小発育阻止濃度は0.2wt%であった。また、この条件でポリリン酸をコートしたHAに高い抗菌効果を認めた。