研究課題/領域番号 |
15K11226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
辻村 麻衣子 (羽下麻衣子) 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 准教授 (60535219)
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研究分担者 |
中原 賢 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 教授 (20610257)
今井 あかね 日本歯科大学新潟短期大学, その他部局等, 教授 (60180080)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | インプラント / 抜歯 / 骨組織 / 三叉神経節 / 歯学 |
研究成果の概要 |
インプラント埋入と抜歯はともに代表的な口腔の外科的処置である。インプラント埋入前に行われることも多い抜歯とインプラント埋入による組織の変化を比較検討することは、インプラント治療に関して有用な情報を与えると考えられる。そこで、抜歯後インプラントを埋入したモデルと抜歯のみ行ったモデルを対象として、組織学的手法とマイクロCTによる解析を行った。その結果、インプラント埋入後と抜歯後の経時的な組織の変化が観察された。今回の研究からは、インプラント周囲は抜歯窩より緩やかに治癒が進むと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科インプラント治療は、臨床的に絶えず改良が試みられ、欠損補綴の選択肢として不可欠なものとなっている。しかしながら、活発な臨床応用に対し、基礎的な裏付けとなる研究は十分ではない。本研究では、インプラント治療に関わる抜歯とインプラント埋入による変化に関して、組織形態計測やマイクロCTなどを用いた比較検討を行うことで、インプラント治療における組織の治癒を新たな観点から検証することができたと考えている。
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