研究課題/領域番号 |
15K11260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
大村 進 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 診療教授 (50145687)
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研究分担者 |
岩井 俊憲 横浜市立大学, 附属病院, 助教 (00468191)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 顎変形症 / 閉塞型睡眠時無呼吸症候群 / 流体解析 / シミュレーション / 気道 / 顎矯正手術 / 呼吸 |
研究成果の概要 |
本研究では下顎枝矢状分割術(SSRO)によって影響を受けた上気道での気流を変化させたうえで流体解析を用い検討することで,形態だけでなく呼吸も考慮した治療計画を立案可能とすることである.下顎前突症患者11名に対して撮影された術直前と術後1年のCTデータを用いて,流量を変化させたうえで流体解析を行ったところ,どの流量においても気道の最小断面積が1cm2以下になると圧力損失の急激な上昇を認めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
顎変形症患者の治療前後の気道の変化から流体解析を用いたシミュレーションを行い,顎骨の移動距離や方向による呼吸への影響を検討することで,理想的な顎骨の移動に関し呼吸への影響も考慮した治療計画や治療効果予測が可能になると考えている.つまり,本研究により形態だけでなく呼吸機能も考慮した治療が実現できるため,これまで以上に患者ごとに最適な治療法や治療計画の立案が可能となり患者のQOLの向上に寄与すると考えられる.
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