研究課題/領域番号 |
15K11272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
久保 亜抄子 日本大学, 歯学部, ポスト・ドクトラル・フェロー (70733202)
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研究分担者 |
篠田 雅路 日本大学, 歯学部, 准教授 (20362238)
本田 訓也 日本大学, 歯学部, ポスト・ドクトラル・フェロー (20548945)
片桐 綾乃 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (40731899)
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連携研究者 |
岩田 幸一 日本大学, 歯学部, 教授 (60160115)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 咬筋痛 / 顎関節症 / 神経成長因子 / 機械痛覚過敏 / 三叉神経節 / 延髄 / 筋性疼痛 / 中枢神経機構 / 痛み / パッチクランプ法 |
研究成果の概要 |
歯の噛みしめなどによる咬筋の痛みや肩こりは、有訴者が比較的多い疾患であるにも関わらず、生命予後に関わる疾患ではないことから、その成因や分子機構の解明研究が遅れている。そこで今回、肩の代表的な筋である僧帽筋に神経成長因子を投与して筋痛を引き起こし、同時に咬筋に電気刺激を行う「肩こりを伴う咬筋痛の動物モデル」を作成した。神経成長因子を単独投与した群や咬筋を単独電気刺激した群では痛覚過敏は引き起こされなかった一方、本モデルにおいては咬筋の機械痛覚過敏(筋収縮時痛)が引き起こされた。このことから、肩の痛みがあることで咬筋の痛覚過敏が引き起こされることがあきらかとなった。
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