研究課題/領域番号 |
15K11294
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
玉谷 哲也 徳島大学, 病院, 講師 (30274236)
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研究分担者 |
宮本 洋二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (20200214)
高丸 菜都美 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 徳島大学専門研究員 (40513031)
永井 宏和 東北大学, 歯学研究科, 准教授 (50282190)
大江 剛 徳島大学, 病院, 講師 (60432762)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 口腔癌 / microRNA / 転移 / リンパ節転移 |
研究成果の概要 |
初診時N0症例で原発巣切除後に局所再発がなく、頸部リンパ節に後発転移をおこした癌患者の頸部郭清術前と術後に、血液を採取してmicroRNAアレイの解析を行った。手術前後で明らかに転移した群で発現上昇した候補となるmicroRNAを選定した。miR-4664-5p、miR-6872-3p、miR-1290、miR-191-5p、miR-593-5p、miR-6778-5p、miR-4732-5p、miR-342-5p、miR-551b-5p miR-198、miR-4419b miR-3619-3p、miR-23b-3p、miR-107の発現がリンパ節転移と相関している可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔癌は、直接口腔内を観察することで癌の存在、再発を診断できるが、口腔癌の頸部リンパ節転移の診断は画像検査によるところが大きい。そのため、転移をより早期に発見するためには、リンパ節転移を検出するバイオマーカーが必要である。しかし、腫瘍マーカーとして頻用されている血清SCC抗原値は、口腔癌に対する腫瘍マーカーとして特異性が低いと報告されているように、臨床的に有用な口腔癌の腫瘍マーカーは存在していない。しかし、われわれは、口腔癌リンパ節転移患者と健常者の血液中のmicroRNAを比較した結果、そのプロファイリングに大きな違いが見られることを明らかにし、マーカーになりえるmicroRNAを同定した。
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