研究課題/領域番号 |
15K11337
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
五十嵐 薫 東北大学, 歯学研究科, 教授 (70202851)
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研究分担者 |
金高 弘恭 東北大学, 歯学研究科, 准教授 (50292222)
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連携研究者 |
菅野 彰剛 東北大学, 医学研究科, 講師 (20578968)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 歯の移動 / 歯根膜刺激 / 脳磁図 |
研究成果の概要 |
歯科矯正治療おいて、歯の移動の際に疼痛が生じるが、この痛みの性質やメカニズムについては未だ不明な点が多い。本研究では、矯正学的歯の移動に伴う痛みを、脳磁図を用いた体性感覚誘導磁場測定により客観的に評価することを目的とした。 研究の結果、一部の被験者において矯正学的歯の移動前よりも移動から24時間後の方が刺激の大脳皮質への伝達速度が短い傾向が示唆された。また、上下顎第一大臼歯歯根膜刺激時の感覚を比較したところ、下顎の方が、上顎よりも刺激の伝達速度が速く、信号強度が大きいことが明らかとなった。以上から、下顎第一大臼歯歯根膜感覚は、口腔機能において、より重要な役割を担う可能性が示唆された。
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