研究課題/領域番号 |
15K11394
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
吉永 泰周 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 准教授 (60452869)
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研究分担者 |
原 宜興 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (60159100)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 歯周ポケット形成 / 老化促進因子 / 動物モデル / C1q / Wnt / 老化 / 免疫感作 |
研究成果の概要 |
本研究は、我々が確立した感作ラットを用いた歯周炎動物モデルを用いて、歯周炎の発症、特に歯周ポケット形成への老化促進因子C1q およびWntシグナルの関与について明らかにすることを目的とした。ラット歯周炎モデルを用いて歯周ポケット形成へのC1qの関与を調べたところ、歯周ポケット周囲の上皮及び結合組織にC1qの発現を認めた。さらに長い上皮性付着を誘導したラットを用いた研究においても、歯周ポケットが誘導されている組織切片において、C1qの強い発現が確認された。これらの結果より歯周ポケット形成へのC1qへの関与が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯周病は日本人の7割以上が罹患している疾患であり、抜歯の原因の第一位である。その歯周炎の最大のリスクファクターである歯周ポケット形成への老化促進因子であるC1qの関与が示唆されたことは歯周ポケット形成メカニズムの解明において重要であり、ひいては歯周病の予防法や治療法の開発に強く寄与できると思われる。
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