研究課題/領域番号 |
15K11401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
小出 雅則 松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 講師 (10367617)
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研究分担者 |
二宮 禎 日本大学, 歯学部, 准教授 (00360222)
宇田川 信之 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (70245801)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 歯周病 / RANK / 歯槽骨 / 破骨細胞 / 骨芽細胞 / 骨形成 / 骨吸収 / 歯学 / 再生医学 / 細胞・組織 |
研究成果の概要 |
我々はOsteoprotegerin (OPG) 欠損マウスにRANK様ペプチド(W9)を投与して,吸収された歯槽骨に対する修復効果を検討した。歯槽骨吸収が惹起された12週齢のOPG欠損マウスに,W9を投与して6日目に歯槽骨を解析した。W9投与は,槽骨吸収量を有意に減少させた。第一臼歯の根間中隔の歯槽骨の骨形態計測より,OPG欠損マウスにおいて破骨細胞数の有意な増加が観察された。W9投与は,破骨細胞数を有意に減少させた。W9投与は,Osterix陽性の骨芽細胞数を有意に増加させた。W9は,歯槽骨吸収抑制作用とともに骨形成促進作用を有する新規の歯周病治療薬となり得ることが示された。
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