研究課題/領域番号 |
15K11412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小島 美樹 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (20263303)
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研究分担者 |
永田 英樹 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (50260641)
久保庭 雅恵 大阪大学, 歯学研究科, 准教授 (00303983)
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研究協力者 |
倉田 秀
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 口腔細菌叢 / う蝕 / 歯周病菌 / 動脈硬化 / メタボリックシンドローム / 脂肪肝 / 喫煙 / 歯周病 / 健診情報 / 消化器疾患 / 健診 / 健診データ / 肥満 / 未処置歯 |
研究成果の概要 |
本研究では、歯科-医科健診データの分析と文献レビューにもとづいて、口腔細菌叢、口腔疾患と生活習慣、全身状態との関連性について検討した。データ分析では、う蝕の治療放置とメタボリックシンドローム、歯周病菌の菌種数とHDLコレステロール値、非肥満・非飲酒・非喫煙者における歯周病と脂肪肝とが、さらに文献レビューでは、喫煙と口腔細菌叢、う蝕と動脈硬化、受動喫煙とう蝕とがそれぞれ関連することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:本研究の成果である疫学的知見は、口腔細菌や口腔疾患が関与する全身リスクを科学的に説明するための根拠を強化するとともに、口腔と全身の関連メカニズムの更なる解明に向けた基礎研究への足掛かりとなる。 社会的意義:口腔保健を通じた生活習慣病の予防対策において有用な情報を提供するとともに、健診情報を国民保健の向上に活用することの重要性が高まっているなか、医学分野と歯学分野との連携を基盤とした健診情報の利活用モデルを提供することができた。
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