研究課題/領域番号 |
15K11420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
古堅 麗子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (90253674)
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研究分担者 |
齋藤 俊行 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (10170515)
林田 秀明 長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (20238140)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 歯周病 / NASH / 相互作用 / レジスチン |
研究成果の概要 |
ヒト肝細胞と肝がん細胞を単独またはヒト由来単球・好中球・単球系細胞と共培養し、歯周病関連細菌由来LPSで刺激後の各種細胞のケモカイン産生と活性酸素(ROS)、接着因子発現の変化をみる。また、レジスチンやアディポネクチン、TNF-αや高血糖と併用でのLPS刺激後の細胞の変化について確認する。各種シグナル伝達阻害剤での変化やレジスチンの合成siRNAを遺伝子導入した細胞において、発現の変化とシグナル伝達経路を解析する。イメージングサイトメーターにより、細胞の形態変化と発現の強さとの相関を解析し、相互作用を詳細に解析する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯周病がNASHの2nd Hit に関与している可能性、さらに発がんとの関わりについて、我々がすでに確立した共培養システムを応用することで、肝細胞と好中球や単球との相互作用を含めて明らかにできる。我々が確認している好中球からのレジスチンやMMP-9の放出は、それぞれ単独でのがんとの関連は報告があるが、両方加えた状態での変化については、報告がない。がん周囲は、マクロファージや好中球が浸潤していることから、3D培養プレートを用いての共培養は、より生体に近い状態のモデル化ともいえる。肝細胞の併用により、歯周病による炎症と糖尿病によるNASH、肝がん進行への影響の相互作用を解析することが可能である。
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