研究課題/領域番号 |
15K11433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
荒川 浩久 神奈川歯科大学, 歯学部, 特任教授 (00130906)
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研究分担者 |
Bhawal Ujjal 日本大学, 松戸歯学部, 助教 (50433339)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 低濃度フッ化物 / 老化 / 転写因子 / 加齢 / DNAマイクロアレイ / microRNAマイクロアレイ / 寿命制御 / 老化・寿命 / 角化歯肉上皮細胞 |
研究成果の概要 |
3ヶ月齢および加齢モデルの24ヶ月齢のWild-type (WT), Differentiated Embryo Chondrocyte (Dec) 1 Knockout (KO) マウスを使用し、DNAマイクロアレイおよびmiRNAアレイを用いて解析した。遺伝子オントロジー(GO)分析は、miRNAを標的とした遺伝子の極めて重要な転写関連プロセスと細胞内シグナル伝達を組み込んでいることを明らかにした。シグナル経路で、cAMP媒介シグナル、タイトジャンクションシグナル、およびギャップジャンクションシグナルが骨老化に関与していることも明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フッ化物は骨や歯質など硬組織への影響は以前から報告されているが、申請者はNHOKがフッ化物を作用させることで増殖すること、また、ラットにおいても皮膚創傷実験において線維芽細胞増殖因子FGF2, FGF7の発現が上昇し、歯周組織のアンチエイジングのみならず、皮膚をはじめ全身のアンチエイジングの創薬へと繋がる可能性があると考えたことと、老化細胞マスター転写因子 (DEC1: Differentiated Embryo Chondrocyte 1) KOマウスを用い、フッ化物投与がどのような影響があるかを明らかにしていくところから、先進的で独創的な結果が期待された。
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