研究課題/領域番号 |
15K11440
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 九州女子大学 |
研究代表者 |
濱嵜 朋子 九州女子大学, 家政学部, 教授 (60316156)
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研究分担者 |
萩原 明人 九州大学, 医学研究院, 教授 (50291521)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 誤嚥 / 窒息 / 高齢者 / 医事訴訟 / 訴訟判例 / 歯科 |
研究成果の概要 |
近年、誤嚥事故が相当数発生し、誤嚥による死亡事故訴訟の判例で病院や施設の法的責任が認容されるケースが増加している。本研究の目的は、高齢者の誤嚥が問題となった訴訟判例(1997-2015年)を対象として、高齢者の誤嚥事故訴訟において、医療および介護従事者の法的責任に関連する要因を特定することである。勝訴判決に関連していた因子は、誤嚥予見性、食事監視の有無および不適切な食事介助であった。嚥下障害の有無および食物選択と判決に関連はみられず、高齢者の窒息事故を予防するためには、誤嚥予見性と食事の見守りが重要であることが明らかとなった。
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