研究課題/領域番号 |
15K11453
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
松本 祐子 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 助教 (20315443)
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研究分担者 |
田口 則宏 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (30325196)
吉田 礼子 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 助教 (60244258)
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研究協力者 |
脇 忠幸
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | エスノグラフィー / 観察記録 / 歯学コミュニケーション教育 / 他者理解尺度 / 半構造化インタビュー |
研究成果の概要 |
医療者に不可欠な資質としてコミュニケーション能力がある。多様な背景を持つ幅広い年齢層の患者・家族と良好な関係を築き、適切な医療や支援を提案し提供するためには、歯学生のうちから地域社会に参加し、他者理解の視点を修得する必要がある。本研究では、社会科学の質的アプローチであるエスノグラフィー手法を用いた実践的な歯学教育におけるコミュニケーション教育プログラムを構築し実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯学教育におけるコミュニケーション教育の一環として、他者理解の視点を獲得することを目的に、学生が実際に地域の人々を対象にエスノグラフィーを実践する教育プログラムはなく独創的である。他者理解の視点を得るためには、さまざまな背景を持つ人々と積極的に関わる必要があり、低学年にプログラムを履修することにより段階的に実践的なコミュニケーション能力の向上の機会が得られる。将来的には地域医療に求められる患者に寄り添う医療を実践できる歯科医療者の育成に貢献できる。
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