研究課題/領域番号 |
15K11464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
近藤 浩子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (40234950)
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研究分担者 |
濱田 麻由美 東京医療保健大学, 医療保健学部, 助教 (50569621)
近藤 由香 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (00369357)
中村 美香 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (10644560)
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研究協力者 |
守口 善也
小宮 浩美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | タッチ技法 / リラクセーション反応 / 心拍変動 / タッチ / セルフケア / ストレスケア |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,タッチ技法をセルフケアに活用する効果を明らかにすることである。ヒーリングタッチの一技法であるセルフチャクラコネクションを30名の看護学生に繰返し実施してもらった。タッチ技法の実施により,呼吸法と同程度のリラクセーション反応を得られることが,交感神経系指標(LF/HF)と副交感神経系指標(unHF)の値により示された。またタッチ技法には,あたたかさ,心地よさ,気持ちの穏やかさなど,多くの肯定的評価が得られた。半面,タッチ技法に意識を集中できたかどうかについては個人差が大きかった。よって眠気や考えごとなど,集中を妨げる要因にどう対処するかが,セルフケアに活用する上での課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒーリングタッチは,トレーニングを受けた施術者によって行われるエネルギー療法である。その中には,セルフケアとして実施できるタッチ技法がある。本研究では,この技法を用いて実験を行い,初心者が実施しても呼吸法と同程度のリラクセーション反応を得られることを示した。しかしタッチへの意識集中については個人差があり,よって広く一般の人々にセルフケアとして活用してもらうためには,集中を持続するための工夫が必要であることが課題として提示された。
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