研究課題/領域番号 |
15K11465
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
上原 佳子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (50297404)
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研究分担者 |
長谷川 智子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
北野 華奈恵 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (60509298)
礪波 利圭 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (10554545)
出村 佳美 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (30446166)
安倍 博 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (80201896)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | タクティールマッサージ / 補完代替療法 / 唾液中コルチゾール / 唾液中オキシトシン / 心拍変動周波数解析 / STAI / 成人女性 / 生理学的指標 |
研究成果の概要 |
健康な成人女性を対象として,タクティールマッサージの効果を,生理的指標により検証することを目的とした,成人女性20名に,一定環境下で,同一対象者に手へのタクティールマッサージを実施する【タクティール】と,安静座位を保つ【安静】を20分間,連続した別日に行い,条件の順番は被験者によりランダムとした。生理的指標として,唾液中コルチゾール,唾液中オキシトシン,心拍変動周波数解析を用いた。その結果,タクティールマッサージは,内分泌系においてストレス反応を緩和させること,自律神経系において自律神経活動を活性化させることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
補完代替療法は,患者のQOL やADL の向上を補う方法として,近年,医療機関や介護施設などで西洋医学と併用されるようになり,比較的安価なため医療費削減にもつながる。本研究により,生理学的指標でのタクティールマッサージの効果が明らかにできれば,補完代替療法として根拠をもって取り入れることができる。特にオキシトシンの分泌促進が明らかにできれば,自閉スペクトラム症児支援において,児の症状改善とともに養育者のQOL 向上,さらに児と養育者の愛着促進のはかれる簡便で継続的に実施できる方法として,タクティールマッサージ導入を推し進めることができる。
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