研究課題/領域番号 |
15K11469
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 宮崎大学 (2017) 佐賀大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
末次 典恵 宮崎大学, 医学部, 教授 (60363355)
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研究分担者 |
大喜 雅文 九州大学, 医学研究院, 教授 (10160441)
加来 恒壽 九州大学, 医学研究院, 教授 (60185717)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 看護観察行動 / 視線解析 / 熟練看護師 / 看護学生 / 視線計測システム / Nursing observation / Nursing assessment / Eye-tracker |
研究成果の概要 |
観察力は,的確な看護実践を根拠づける上で欠くことのできない重要な能力である.臨床経験による観察力の違いを明らかにするために,模擬状況を設定した環境下における看護観察行動において,熟練者と初心者の視線追跡データを比較した.注視箇所,注視時間を解析した結果,注視箇所には臨床経験の有無による違いは認められなかった.しかし,看護学生は数値で表しやすい情報により着目する傾向にあり,臨床経験をもつ看護師は,患者の術後経過をふまえて,現時点で最も注視すべき情報に注目して観察を行っていることが明らかとなった.
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