研究課題/領域番号 |
15K11471
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
門間 正彦 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (10274987)
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研究分担者 |
川野 道宏 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00404905)
石森 佳幸 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (30401970)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | MRI検査 / 心理的苦痛 / 心拍変動 |
研究成果の概要 |
健常ボランティア19名に対し、MRI検査時に映像および音楽を呈示することで、被験者のストレスを、MRI検査前、検査中(映像視聴なし・あり)、検査後のそれぞれの心拍変動を解析し、CV-RR値、L/T値、FStress値を用いて定量化するとともに、アンケートによる主観的評価を用いた検討を行った。 心拍変動解析で得られた、CV-RR値、L/T値、FStress値の3つの指標より、映像視聴を行うことでMRI検査時のストレスが軽減される傾向がみられた。被検者19名のうち18名が検査中、映像視聴をしてないときに比べ、映像視聴したことで快適になった(9人)、どちらかといえば快適になった(9人)と回答した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MRI装置の導入が急速に広がり、画像診断の中でMRI検査は日常的な検査になってき た。MRI装置の進歩は必然的に高い騒音や比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)、高磁場特有の浮遊感等が身体に影響を及ぼす。さらに狭いガントリ内では、閉所に閉じ込められることによる圧迫感、空気の流通具合、検査台の硬さや振動、検査時の長い拘束時間、ベルトによる身体固定が心理的苦痛をもたらす。本研究においては、新たに「MRI検査時に生じるストレスに起因する自律神経活動を捉えることにより、適切なストレスの緩和策を検討し、ストレスに対する有効な対応策を提唱することである。
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