研究課題/領域番号 |
15K11475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
野村 明美 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 教授 (10290040)
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研究分担者 |
有澤 博 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (10092636)
佐藤 貴子 相模女子大学, 学芸学部, 准教授 (10401697)
根本 明宜 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (20264666)
叶谷 由佳 横浜市立大学, 医学部, 教授 (80313253)
牧原 由紀子 国際医療福祉大学, 成田保健医療学部, 講師 (20776041)
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研究協力者 |
松田 真由美 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 講師 (40634572)
保田 江美 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 講師 (20803258)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 移動動作 / 介助者 / 被介助者 / 看護 / 負荷評価測定器 / 基礎看護技術 / 立ち上がり動作 / 良い介助動作 / 看護学 / 最適動作 / 動作取得・解析 / 適正負荷 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、要介護者の移動動作支援時に、介助者、被介助者双方にとって最適な移動動作について、エビデンスをもとに明らかにすることである。移動動作の基本となる立ち上がり動作を例題として、介助者・被介助者双方の「負荷評価測定システム」の開発を行った。「測定器」を簡単で実現可能な形にモデル化するために、介助者と被介助者は、1点だけの力のやり取りが行われるとし、その大きさと方向が時系列に測定できるシステムを構築し、実験により有用性を検証した。次に開発した「負荷評価測定システム」を用いて、立ち上がり介助における「良い介助動作」について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護分野では、これまで介助動作における運動解析、負荷評価について定量的な議論がほとんどなされていなかった。それは看護動作が、複数人のかかわりあう動作であること等測定が困難であった。我々は対象となる複数人の力を測定することを可能にし、動作を「協働で行う」という概念のもと、「よい介助動作」について考察した。介助者の身体負荷を軽減するのみでなく、被介助者の残存能力維持及び身体機能の向上に寄与しうる。
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