研究課題/領域番号 |
15K11483
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
安岡 砂織 東邦大学, 看護学部, 准教授 (80459817)
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研究分担者 |
矢野 久子 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (00230285)
酒井 謙 東邦大学, 医学部, 教授 (10215585)
舘田 一博 東邦大学, 医学部, 教授 (20236558)
金子 典代 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50335585)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 短期型血液透析カテーテル / カテーテル関連血流感染 / 皮膚常在菌 / MRSE / 短期型血液透析用カテーテル / 短期血液透析用カテーテル / カテーテル関連血流感染症 / 短期型透析用カテーテル / 感染予防の技術 |
研究成果の概要 |
透析患者は易感染状態(ALB2.7、Hb8.6)にあり、疾患の急性憎悪により、ADLが低下し皮膚の清潔ケアが実施されずカテーテル挿入処置を行っていた。医師の感染予防行動遵守率は、緊急的に術者が交代する場合のMBP遵守の徹底が示唆された。皮膚試料は158検体を収集した。検出細菌の総数は83菌株であり、26菌種(属)に分類された。検出細菌の80%以上が皮膚常在菌であった。短期型血液透析用カテーテル関連感染症を予防するためには、患者の皮膚常在菌のコントロールが今後の課題と考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
短期型血液透析用カテーテル関連感染を予防するためには患者の皮膚常在菌であるStaphylococcus epidermidis をコントロールことが易感染状態にある血液透析患者にとって極めて重要であることが明らかとなった。カテーテル挿入時には、患者の皮膚常在菌の量を低減させるための皮膚消毒方法やカテーテル挿入中の皮膚常在菌の増殖を抑える又はその増殖が可視化できるドレッシング材の開発などの新たな知見を得た。
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