研究課題/領域番号 |
15K11497
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
網中 眞由美 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 講師 (30384150)
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研究協力者 |
西岡 みどり
吉川 徹
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 血液・体液曝露 / 皮膚・粘膜曝露 / 二次感染予防 / 職業感染 / 個人防護具 / 労働安全対策 / 安全風土 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、医療従事者の血液媒介病原体による二次感染予防に有効な介入策を検討するために、医療従事者、事業者、一般の人々の視点から3つの調査を行った。 医療従事者の個人防護具の必要性認識と実践、医療施設の個人防護具の整備状況、安全風土の醸成の関する取り組み、医療サービスの受け手である一般の人々の個人防護具に対する認識を明らかにした。これらの結果より、医療従事者の血液・体液曝露による二次感染予防のための介入策として、迷わず個人防護具を選択できる方法の提示、入職時期や職種に関係なくすべての職員に教育を実施すること、人員不足の是正を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、医療従事者の職務上の二次感染リスク低減に寄与するものである。また、医療従事者の針刺し、切創、血液・体液飛散による血液媒介病原体曝露を防止し安全な職場環境を整備することは、医療従事者の安心だけでなく、患者や社会における医療そのものへの安心と信頼の獲得にもつながり、本研究課題の社会的意義は大きいと考える。
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