研究課題/領域番号 |
15K11507
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
楠元 裕佳 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 副看護師長 (10347106)
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研究分担者 |
八代 利香 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50305851)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | へき地 / 看護職への支援 / へき地医療拠点病院 / 看護職の派遣 / 教育 / へき地への看護職支援 / へき地の看護職への支援 / 看護職支援 / 看護教育 / 看護職派遣 |
研究成果の概要 |
へき地診療所に派遣される看護師への教育研修体制のコアとなる教育や支援内容を明らかにすることを目的にへき地医療拠点病院を対象に郵送による自記式質問紙調査を行った。64施設中29.7%がへき地の看護職への支援を行っており、支援内容は派遣と研修・相談であった。へき地への看護職派遣が経験無しの53施設中30.2%が看護職派遣の可能性があると回答し、支援の役割の認識と看護職派遣の必要性の認識は高かった。また、へき地の看護職を支援する上での課題や派遣前に実施した研修内容と支援内容が明らかになった。今後、教育研修体制を構築するにはへき地への派遣経験がある看護職対象の調査を実施し双方から検討する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、へき地に看護職派遣を行っている医療施設による自施設の教育プログラム報告はあるが全国規模の調査はない。また、本研究により、へき地等における歯科医療体制、看護職等への支援方策の必要性が示された以降のへき地の看護職支援状況を調査し、支援を行っていた施設と行っていなかった施設からそれぞれの課題を抽出したことは、今後のへき地の看護職支援の拡大を検討するのに寄与する。また、へき地への看護職派遣の経験がある施設が派遣する看護職に対して実施した派遣前研修の内容と支援内容を明らかにしたことで、これからへき地への看護職派遣を予定している施設にとって体制を整えることに役立つと考える。
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