研究課題/領域番号 |
15K11509
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 常磐大学 (2017-2018) 茨城県立医療大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
黒田 暢子 常磐大学, 看護学部, 准教授 (90506776)
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研究分担者 |
織井 優貴子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (50285681)
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研究協力者 |
鈴木 克明
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | エンドオブライフケア教育 / ARCSモデル / 授業設計 / シミュレーション看護教育プログラム / エンドオブライフ・ケア教育 |
研究成果の概要 |
看護系大学卒業時までに学習する機会が少ない「エンドオブライフ(End-of-Life)」ケアに注目し、シミュレータを用いた教育プログラムの開発とその継続的効果について検証を行った。教育プログラムの開発は、「臨死期」のケア場面を選択し、ARCSモデルを用いた。その後、教育プログラムの継続的な効果評価は、看護系大学生を対象に継続的(全3回)にシミュレーションの実施と実施前後の質問紙調査により行った。 その結果、「情意的領域」「精神運動的領域」に関する項目で、客観的変化がみられ、シナリオを通して得られた学習者の「気づき」を客観的に評価できる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた結果は、看護基礎教育において実践的な教授することが難しいエンドオブライフケアについて、フルスケールシミュレータを用いたシミュレーションをどのように行うことが可能であるか示す実践例となった。また、シミュレーションの教育効果について、「教育において達成されるべき目標(B.S.Bloom)」の3 側面「認知的領域」「情意的領域」「精神運動的領域」を踏まえて、客観的指標を用いた評価ができる可能性効果が示唆された。
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