研究課題/領域番号 |
15K11523
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
小林 礼実 東京女子医科大学, 看護学部, 助教 (00623076)
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研究分担者 |
峯川 美弥子 東京女子医科大学, 看護学部, 助教 (90366500)
飯岡 由紀子 埼玉県立大学, 大学院保健医療福祉学研究科, 教授 (40275318)
尾崎 恭子 東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (00162561)
大久保 由美子 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80287317)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 看護基礎教育 / 教育プログラム / TBL / 批判的思考態度 |
研究成果の概要 |
本研究は看護基礎教育における学生の主体性を育成するために、TBLを用いて批判的思考態度を高める教育プログラムを作成し、実施した。個人学修確認テストでは、「情報の明確化」は比較的高得点であったが「推論」の点数が低く、知識の修得に必要な情報を分析・推論する思考は難しいといえた。また、TBLを通して他者の意見を参考に多角的な視点で考える、自己の学修の取り組みを振り返る「客観性」や調べ方・資料の探し方がわかる「論理的思考への自覚」を高めることができたことから、教育効果の一部が検証できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本教育プログラムの活用によって、学生はチームメンバーとしての責任、自分の考えを論理的に伝える力、および他者の意見を尊重する等、批判的思考態度を高めることができた。本教育プログラムを繰り返し実践することによって、批判的思考力を強化し、根拠に基づく臨床判断力の育成に期待できる。さらに、多職種連携によるチーム医療が推進されるなか、基礎教育の段階からチーム活動を通して協働する力を修得できることが期待できる。
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