研究課題/領域番号 |
15K11524
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東京工科大学 |
研究代表者 |
太田 浩子 東京工科大学, 医療保健学部, 准教授 (30583934)
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研究分担者 |
井上 智史 駿河台大学, メディア情報学部, 講師 (70339547)
稲葉 竹俊 東京工科大学, 教養学環, 教授 (10386766)
松永 信介 東京工科大学, メディア学部, 教授 (60318871)
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研究協力者 |
伊藤 正恵
澁谷 恵子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 看護教育学 / eラーニング / シミュレーション / シミュレーション教育 / 看護過程 |
研究成果の概要 |
臨床経験が乏しい看護学生が看護の対象を理解し、看護実践することは困難を伴う。そこで、看護学生がWEB上の臨地実習でリアルな模擬患者と出会い、看護問題や援助をとらえ思考できる教育システムの開発に取り組んだ。コンテンツは、ヘンダーソン看護論を基盤とし観察、観察ポイント、援助の方向性、看護の構成要素のアセスメントの視点の4つの構成とし、映像とアナウンス、文字を用いて支援している。また、シナリオは動きや会話だけでなく、患者の思いに寄り添いながらアセスメントできる映像や構成とした。 WEB上の学習は繰り返し学習できるだけでなく、近くに存在しているような体験的に捉えることができる教育システムとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活体験が乏しいといわれる現在の看護学生にとって、年齢や生活背景が違う対象を理解し、看護実践することは困難をきたす。さらに臨床判断が求められている昨今、看護過程という思考過程を学ぶことは重要な要素でもあるが、初学者には難しい学習でもある。そのような中で、臨床のリアルな患者をWEB上で何度も繰り返し観察し、何が支援として必要であるかを学習する教育システムの開発は、ICTを活用した経験がある現在の学生に沿った学習支援でもある。
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