研究課題/領域番号 |
15K11527
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
鷹野 朋実 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (00409799)
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研究協力者 |
滝川 一廣
武井 麻子
末安 民生
白石 弘巳
有元 典文
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 看護学生 / コミュニケーション能力 / 看護学実習 / 発達障害の特性 / 実習指導 / 看護教育 / 大学教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、看護学生のコミュニケーション能力向上のための教育実践として、実習指導モデルの構築を図ることである。 本研究では、看護師養成機関で実習指導を担当している教員12名に対する面接調査で、実習指導で学生のコミュニケーション能力に問題があると感じた場面をデータとして収集し、困難さの要因を抽出後、その特性が酷似している発達障害学生に関する教育理論を活用し、教員の実習指導場面における具体的留意点を導き出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、若者のコミュニケーション能力低下は社会問題となっている。看護師にとって、患者及び医療スタッフとの円滑なコミュニケーションは看護援助の基盤であり、文部科学省もコミュニケーション能力向上を図る看護教育の必要性を強調している。 本研究では、看護教員が、学生のコミュニケーションの問題で実習指導に苦慮した事例から、指導の困難さの具体的要因を抽出した。そして、全ての事例に、学生たちの‘主体性の乏しさ’‘成熟しない自己愛、不健康な自己愛’の存在が考えられることに着目し、学生のコミュニケーション能力育成の指導モデルの第一段階として、基盤能力の感情知性育成の重要性、効果的と考えられる実習指導法を提言した。
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