研究課題/領域番号 |
15K11531
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
新美 綾子 日本福祉大学, 看護学部, 准教授 (90735466)
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研究分担者 |
大津 廣子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 教授 (70269637)
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研究協力者 |
渡邉 亜紀子
水越 秋峰
加藤 治実
西土 泉
屋敷 久美
高橋 由紀
西山 ゆかり
小林 淳子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 看護技術 / 看護基礎教育 / 教育方法 / コオーディネーショントレーニング / 看護学生 / 看護技術教育 / 看護技術動作 / 習得困難 |
研究成果の概要 |
看護学生が看護技術の動作をより効果的に習得できるように、身体を滑らかに動かす能力であるコオーディネーション能力の向上に着目し、新しい看護技術を初めて学習する直前に実施するコオーディネーショントレーニングの開発に取り組んだ。最初に看護師・准看護師を養成する全国の教育機関の教員と学生を対象に、看護技術における習得困難な動作を明らかにした。次に、習得困難な動作のうち、仰臥位から端座位への体位変換、アンプルカットの動作、アンプルから注射器への吸い上げ動作の習得に効果的なコオーディネーショントレーニング方法を検討した。体幹平衡能力を向上させるくの字・Sの字運動と手指巧緻性を高める運動などが有効であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツ分野で活用されているコオーディネーショントレーニングを様々な身体の動きによって構成されているワーキングスキルの習得に活用する研究である。 本研究では、学生と教員が習得困難であると認識している看護技術の動作を抽出することができた。さらに、それらの技術を習得しやすくするためのコオーディネーショントレーニングを検討した。看護技術習得に向けた身体の動かし方のトレーニングとしては、これまで反復演習が多く用いられてきたが、本研究により、反復練習とは異なる新しいアプローチ方法が見出された。
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