研究課題/領域番号 |
15K11533
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
梶谷 佳子 京都橘大学, 看護学部, 教授 (40224406)
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研究分担者 |
岡田 純子 京都橘大学, 看護学部, 専任講師 (70636109)
小板橋 喜久代 京都橘大学, 看護学部, 教授 (80100600)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 臨床看護師 / 臨床的想像力 / プログラム開発 / 看護師のキャリア / 看護師 / 臨床判断 / 事例提示法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、臨床看護師の臨床的想像力の実際を明らかにすることである。データ産出は事例想起で、「提示した事例に遭遇した場合に何を想像し、どのように行動するか」について、事例を読み進めながら、半構造的インタビューを行った。研究参加者は、臨床看護師女性16名、男性4名であった。 想像したことについて、7つの領域<血圧低下の原因><患者の病態悪化><患者の状況への対応><医師の認識への疑問><他者と患者の情報を共有する必要性><患者の生活の改善の必要性><患者の状態回復への見通し>が明らかになった。 経験年数による特徴および想像力に影響を及ぼした経験や事柄について明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、臨床看護師の臨床的想像力の実態にについて明らかにしたものである。本研究で得られた結果は、今後、臨床看護師がそれぞれの臨床で、キャリア発達を遂げるための支援について示唆を得るものであった。臨床的想像力とそれに影響を及ぼした経験や事柄に着目し臨床的想像力を高めるための具体的なグログラムに繋げることができる。 入職間もない看護師から一定の経験をもつ看護師まで、成長に応じた支援に繋げ、質の高い看護職の育成に貢献できると考える。
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