研究課題/領域番号 |
15K11538
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 姫路獨協大学 (2016-2018) 神戸常盤大学 (2015) |
研究代表者 |
井上 清美 姫路獨協大学, 看護学部, 教授 (20511934)
|
研究分担者 |
森谷 満 北海道医療大学, 予防医療科学センター, 教授 (50550357)
高田 和子 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 栄養・代謝研究部, 室長 (80202951)
川島 美保 聖カタリナ大学, 人間健康福祉学部, 准教授 (90380328)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ナラティブ / コーチング学習 / コミュニケーション / 看護師 / 学習教材 / コーチング / 新人教育 / 看護職 |
研究成果の概要 |
中堅期看護職が新人指導を行う際のコミュニケーション課題をナラティブ・コーチングの視点から検討した。研究者らは今までに共同開発した学生対象の基礎教育コーチング学習プログラムの先行研究評価と新人教育担当者からの意見を加えて検討した。それにより、新人教育担当看護師(プリセプター)を対象としたナラティブ・コーチング学習プログラムと教材案を作成した。本学習プログラムと教材は、医療機関における新人指導を担当する看護師の研修や教育に役立つと考えられる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護職は離職率の高い職種であり、転職や離職に関係する要因も多様である。厚生労働省は、ガイドラインを設けて、各医療機関において看護職員研修の推進を図っている。本研究の成果であるナラティブ・コーチング学習プログラムは、新人教育を担当する中堅看護師の「役割行動」上の悩みやコミュニケーション課題に対応するものであり、ナラティブの語りと意味づけ、コーチングの未来志向と行動の探索を融合して、学習者自らの成長につながる機会を提供する研修プログラムに寄与する可能性がある。また、看護職だけでなく、多くの保健医療職種に活用できると考える。
|