研究課題/領域番号 |
15K11542
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 横浜市立大学 (2016-2018) 純真学園大学 (2015) |
研究代表者 |
光本 いづみ 横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (50461588)
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研究分担者 |
松下 年子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (50383112)
藤野 成美 佐賀大学, 医学部, 教授 (70289601)
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研究協力者 |
稲光 哲朗
中村 晋介
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 緩和ケア看護師 / 感情労働 / 緩和ケアの困難感 / 緩和ケア / ネガティブ感情 |
研究成果の概要 |
緩和ケア看護師が業務で体験するネガティブな感情とそのエピソードを明らかにするために、看護師14名に面接し、質的に逐語録を分析した。その結果【価値観の対立による倫理的ジレンマ】【緩和ケア看護師としてのアイデンティティの危機】【緩和ケア看護師自身のグリーフ】【組織に対する報われない感情】の4つのカテゴリーに集約された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「繰り返される死」に日常的に向き合うことは、看護師自身の感情にネガティブな影響を与えることおよびその要因となるエピソードが明らかになった。看護師が孤立しないように、緩和ケアに関わる感情を表出し、共有する場やツールを整備すること、看護師個人の死生観を深める機会を設定することなどシステム上の整備や方策が示唆された。
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