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スカイプを活用した中山間地等の中小規模医療機関の医療安全管理者のスキルアップ支援

研究課題

研究課題/領域番号 15K11549
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関島根大学

研究代表者

内田 宏美  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (30243083)

研究分担者 津本 優子  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (30346390)
福間 美紀  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (40325056)
宮本 まゆみ  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (80551746)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード医療安全管理者 / スキルアップ / 僻地 / スカイプ / コンサルテーション / アクションリサーチ / 離島
研究成果の概要

離島の2病院の看護職RMを対照群、医療安全ワークショップ参加者を比較群として、半年間、月1回の課題解決の助言を行った。課題解決プロセス、支援前後の組織横断的医療安全実践度、リーダーシップ行動、コミュニケーションの変化をにより評価した。
課題解決プロセスの展開には個人差があったが、全員がPDCAサイクルを展開できた。組織横断的医療安全実践度、リーダーシップ行動、コミュニケーション力の各得点は、対照群・比較群の全員について、ワークショップ前から後に上昇し、対照群と比較群で差がなかった。以上、スカイプによっても、対面での介入と同程度の効果が得られたことから、Skypeの活用の有用性が確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は、現存する現場の問題の解決を、定期的なコンサルテーションにより支援するアクション・リサーチの手法を用いたこと、そして、コンサルテーションの媒体として無料通信ソフトを活用して、対面でのコンサルテーションと遜色ない成果が得られることを実証したことである。また、成果指標として、医療安全実践度の他、トップマネージャーとしてのリーダーシップ行動の変化、管理者としてのコミュニケーション力の変化を用いて量的評価を行ったことにより、医療安全管理者のスキルを可視化できるようにした意義も大きい。
医療機関は都市部に集中していることから、通信ソフトを用いた実践的で効果的な医療支援への道が開ける。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2018 2017 2016 2015

すべて 学会発表 (7件)

  • [学会発表] 山陰リスクマネジメント研究会15年余の歩みからみた地域の医療安全ネットワーキングにおける意義と課題2018

    • 著者名/発表者名
      内田宏美,石部裕一
    • 学会等名
      第13回日本医療の質・安全学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 看護における医療安全教育を促進するために-はばむも のとどう向き合うか-2018

    • 著者名/発表者名
      内田宏美
    • 学会等名
      第13回日本医療の質・安全学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 看護学生のインシデント体験と安全学習態度との関連2018

    • 著者名/発表者名
      古田桜,福岡理恵,内田宏美
    • 学会等名
      日本看護研究学会中国・四国地方会 第31回学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 僻地医療機関のリスクマネージャーの活動支援に無料通信ソフトSkypeを活用したアクションリサーチ2017

    • 著者名/発表者名
      内田宏美、津本優子、福間美紀、宮本まゆみ、坂根加奈子
    • 学会等名
      第12回医療の質・安全学会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 医療安全活動における看護職リスクマネージャーの葛藤 -看護実践上の倫理概念“協働”の観点からの考察-2016

    • 著者名/発表者名
      内田宏美
    • 学会等名
      第28回日本生命倫理学会年次大会
    • 発表場所
      大阪市 大阪大学吹田キャンパス大阪大学コンベンションセンター
    • 年月日
      2016-12-03
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 双方向で対面できる無料通話ソフト“スカイプ”を活用したアクションリサーチ -離島や中山間地等の医療安全管理者の問題解決支援の試み-2016

    • 著者名/発表者名
      内田宏美、津本優子、福間美紀、宮本まゆみ
    • 学会等名
      第11回医療の質・安全学会学術集会
    • 発表場所
      千葉市 幕張メッセ
    • 年月日
      2016-11-19
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 屋根瓦式アクションリサーチによる小規模医療機関の看護職RMの問題解決力強化の試み2015

    • 著者名/発表者名
      内田宏美、津本優子、福間美紀、宮本まゆみ
    • 学会等名
      第10回日本医療の質・安全学会
    • 発表場所
      千葉市幕張メッセ
    • 年月日
      2015-11-22
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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