研究課題/領域番号 |
15K11557
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
林 千冬 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60272267)
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研究分担者 |
グレッグ 美鈴 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60326105)
益 加代子 大阪府立大学, 看護学研究科, 准教授 (80511922)
花井 理紗 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (70758705)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 准看護師 / 養成・資格制度 / 看護補助者 / 英国 / ASEAN / イングランド / Nursing Associate / 看護師不足 / 業務分担 / 看護職養成制度 / キャリアパス / 准看護師制度 / 看護師養成 / 看護職員需給 / 教育制度 / 二年課程通信制 / 就業継続 / セカンドキャリア / ラオス / ベトナム / 訪問看護 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、日本と諸外国における准看護師制度の現状分析にもとづき、新たな看護職養成・資格制度モデルを開発することである。日本の准看護師制度には、准看護師が看護師と同様の業務を行うことができるという矛盾と、地域包括ケアに求められる能力の育成が困難だという問題があるASEAN諸国は看護基礎資格を一本化する方針であり、英国でも准看護師制度を復活する兆しは全くない。英国で新設されたNursing Associate制度の分析をふまえて、わが国においては、看護基礎教育の一本化と、看護師課程との連続性を担保した公的な看護補助者養成制度との組み合わせが最も合理的であると考えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本と諸外国における准看護師制度の現状分析にもとづき、新たな看護職養成・資格制度モデルを開発した。日本の准看護師制度は、法制度面でも教育課程としても問題山積である。これらの解決方策を、諸外国の動向を参考に検討した結果、わが国の看護職資格・養成制度は、准看護師養成停止によって一本化し、併せて、看護師課程との連続性を担保した公的な看護補助者養成制度を新設し補完することが合理的であると考えた。
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