研究課題/領域番号 |
15K11571
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 日本赤十字広島看護大学 |
研究代表者 |
渡邊 智恵 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (00285355)
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研究分担者 |
西上 あゆみ 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (30285324)
藤井 知美 (藤井知美) 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 講師 (30734008)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 災害看護専門看護師 / 役割期待 / 役割認識 / 災害看護 / 専門看護師 / 役割 / 地域包括ケア |
研究成果の概要 |
地域包括ケア時代における災害看護専門看護師の役割を追究することを目的として、全国の災害拠点病院の看護部長、都道府県看護協会の会長、保健所の統括保健師を対象として災害看護専門看護師に対する役割期待についてアンケート調査した。1147施設に郵送し、445施設から回答があった(38.8%)。現時点では、災害看護CNSの誕生を知らない施設もあり、これから周知をしていく必要がある。さらに、役割としては、特に地域との連携を強化した調整役割、要配慮者に対する卓越した実践や、倫理調整役割、災害看護教育の役割を期待していることが明らかになったが、施設によって期待する内容が異なっていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、地域包括ケア時代の災害看護専門看護師に期待されている役割が明らかになった。この役割については、災害看護専門看護師の教育課程の内容に組み込むことができ、その教育を受けた専門看護師は、災害時の活動および平時での災害の備え活動に生かすことが期待できる。さらに、副次的に、これからの地域包括ケア時代の災害発生時および平時からの災害対応における、要援護者の災害対応策(独居の高齢者、認知症高齢者、乳幼児、妊産褥婦等)等が充実することに貢献できる。
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